より苦痛の少ない内視鏡検査 |
経鼻胃内視鏡
|
- 鼻からの局所麻酔を行い、直径5.9mmの極細の内視鏡を入れていきます。内視鏡はのどの後ろ側を通りますので、舌の根元には触れません。このため「オエーッ」という嘔吐感もほとんどありません。また、これまでの口から入れる内視鏡では、検査中、質問や会話をすることは不可能でしたが、経鼻内視鏡はそれが可能になり、胃のぜん動を抑える抗コリン剤の注射もしないため前立腺肥大症、緑内障、心疾患のある方にも安心です。終了後すぐ車の運転もでき、検査後早期の飲食も可能です。
◆経鼻内視鏡 |
週刊朝日 7/29号(2005年)の特集ページで紹介されました。 |
|
|
のどの局所麻酔のみの経口胃内視鏡検査
|
- これまでの一般的に行われている内視鏡検査ですが、当院では、直径5.9mmの極細の内視鏡を使用しますので、嘔吐感はあまり感じられなく、のどの麻酔のみですので、終了後すぐ車の運転も可能です。鼻腔に炎症のある方や変形のある方で、経鼻内視鏡が入りにくい方は、この方法が適しているとおもわれます。
|
鎮静剤を注射して行う経口胃内視鏡検査
|
- 内視鏡検査に対して恐怖心の強い方や、より苦痛を感じないまま内視鏡検査を受けたいという方のご希望により行います。検査終了後は、3時間ほどベッド上でお休みいただきます。
|
大腸内視鏡検査
|
- 肛門から内視鏡を挿入して大腸を観察します。ポリープとは、大腸粘膜に突出した隆起性病変のことで、一般的には、良性のものが主ですが、大きくなると(10mm前後)がん化する可能性のものもあります。ポリープがある場合には、組織の一部を取って病理専門医のもと顕微鏡でよく調べ(生検)、がんが含まれているか診断します。
あまり大きくならないうちに内視鏡的に切除することをお勧めします。また、大腸内視鏡検査前の処置として2リットルの腸管洗浄剤(液)をお飲みいただくのですが、どうしても苦手という方には、錠剤タイプのものもご用意してあります。
|
内視鏡的大腸ポリープ切除術(ポリペクトミー)
|
- 大腸ポリープの切除は、通常、検査と同じように内視鏡にて行います。金属製のスネア(ワイヤー)をポリープにかけて根本をしばり、高周波電流によって焼き切ります。ポリープの大きさや種類によって異なりますが、内視鏡的大腸ポリープ切除術が日帰りでできます。
|
内視鏡スコープの洗浄について
|
- 当院では、日本消化器内視鏡学会のガイドラインに準じ、使用したスコープは、おひとりずつ最新式の洗浄器にて洗浄消毒いたしますので、ピロリ菌やウィルスなどの感染の心配はありません。
|